キマルリの季節
2021年 06月 16日
6月になれば京都ではキマルリが見られるようになります。京都では乱舞するほどの個体数を見ることは少ないですが、特に桜の古木が多く存在することから比較的多くの場所で発生しています。そのため観光客が行き来するような有名な観光地でも発生したりしています。私の場合は自転車で気軽に何度も足を運べるところを選んでの撮影です。
活動時間になると樹の上の方を飛ぶばかりで近くには来てくれません。
この日は水路脇の発生木と思われる古木に止まって休憩です。
全開しても上の方なので角度がイマイチなところが難点です。
それでも活動時間前なら運が良ければ吸蜜シーンに出会えます。
キマルリのために刈らずに残ってるヒメジオンにやってきました。逆風に尾状突起が揺れています。
後から見ると、後翅に目玉模様が現れます。
頭を風上に向け順風になると尾状突起がピント伸びました。
翅をすりすりするとこんな感じです。
ちょっと角度を変えて。この角度でも意外と後翅の目玉模様と尾状突起が目立ちます。
吸蜜シーンを撮れたのはこの一頭だけでしたが、ゆっくり撮影することができました。
2021.06 京都で撮影
by okini_buttefly
| 2021-06-16 21:50
| 蝶