残暑の中のミヤマカラスアゲハ
2020年 08月 27日
猛暑でしばらく夏眠状態に陥っていましたが、気を取り直してフィールドへ出かけました。暑い日が続いたせいか例年より早くクサギはピークを過ぎていましたが複数のミヤマカラスアゲハが吸蜜に訪れていました。だらだらと発生しているのか、擦れたものが多くボロボロの個体も見られた一方で探すと新鮮な個体も残っていました。樹の高いところを飛ぶことが多く、低いところに来たところを急いで近づくという繰り返しでした。天気も良く日陰でたびたびクールダウンしながらの撮影でしたが、幸いなことに暑さを吹き飛ばすようなとびきり美人さんにも出会うことができました。
現地の車外の気温が 25℃でしたが自宅近くでは 36℃でした。まだまだ体に悪い気温が続きそうですが、皆様体にご自愛ください。
7-8頭はいたでしょうか。擦れた個体が多い中できれいな個体を探します。
♀は羽化後さほど日にちが経っていないと思われる個体が見られました。
モンキアゲハもやってきましたがこちらはボロボロな状態でした。
そんな中飛びきり美人さんがやってきました。
光線具合も良く、後翅の青色が印象的でした。
飛んでいる時も青色が目立つ個体でした。
これは別個体ですが、春型のようにきれいな帯が現れていました。
♂はというとかなり擦れた個体が多い中、きれいな個体も見つけられました。
だらだらと発生しているようです
久しぶりのフィールドを楽しむことができました。
一方で、他の成長の速い樹に負けて弱っているクサギも何本か見られました。
いつまでもこの光景が見られると良いのになと思いつつこの日の撮影を終了しました。
2020.08.25 滋賀県で撮影
by okini_buttefly
| 2020-08-27 20:54
| 蝶