ミヤママルハナバチなどなど ~吸蜜と受粉
2019年 09月 22日
今回もマルハナバチを観察してみます。秋の花には多いとは言えないまでも何種類かマルハナバチがやってきていました。ミヤママルハナバチ、オオマルハナバチ、トラマルハナバチといったところでしょうか。同定はまだ今一つ自信がありません。一方でチョウのほうを見てみるとクジャクチョウやウラギンヒョウモンはアザミ(ナンブアザミ?)の横から吸蜜したり、正面から吸蜜したり花の角度によって止まる位置が異なるようです。一方でスジボソヤマキチョウやキチョウは 花の横に止まるというお行儀の悪いことはせずほぼ正面に止まりますね。
ミヤママルハナバチだと思うのですが自信がありません。
トラマルハナバチです。前回のトリカブトといい今回のツリフネソウといい花の形は ハチ向けのようです。
アザミにもやってきます。
オオマルハナバチです。飛び交うというほど多くの個体数ではありませんでしたが 今回は秋の花で3種類のマルハナバチを確認することができました。自然が残っていることの指標の一つとしてこれからも観察してみようと思います。
一方でクジャクチョウです。今回のアザミは少し上向けに咲いています。花の横から吸蜜するときや、
正面から吸蜜するときがありました。止まる場所は花の角度が関係していそうです。
ウラギンヒョウモンもしかりでした。
横から吸蜜するときはあまり受粉には関与できていないですね。
そういえば、スジボソヤマキチョウは正面に止まるのが定番ですね。マルハナバチほど動きは無いですが受粉にも貢献していそうです。
訪花するときも花に一直線です。
キタキチョウもしかり。シロチョウ科は花にぶら下がるイメージがありますが、クジャクチョウやヒョウモン類が花にぶら下がるイメージは無いですね。何となく見ていましたが吸蜜方法も種類によって流儀がありそうです。
by okini_buttefly
| 2019-09-22 18:30
| 蝶