久しぶりのクジャクチョウ
2019年 09月 19日
キベリタテハがメインといいつつ、信州方面に遠出すると外したくないのがクジャクチョウです。朝一番には、体が温まり切っていないすこし動きが緩慢な個体を見つけました。ところがその後この場所を移動した後は鳴かず飛ばずです。というかまずクジャクチョウが訪花できる花が見当たりません。峠付近を歩いても成果は無かったので、ゆっくり車を走らせ車道沿いも見るのですが ”色”がありません。ずいぶん走って砂利道が分岐する小さな空き地でようやくアザミが咲いている場所に出くわしました。車を道路わきに停め眺めていると、クジャクチョウです。今年はクジャクチョウが多いのか、それとも花の咲く場所が少なく集中しているのか 3-4頭はいます。他にミドリヒョウモンやウラギンヒョウモン、イチモンジセセリといった、お馴染みの顔ぶれも見られます。お目当てのクジャクチョウは飛んでも幸いなことに遠くに飛んでゆくことは無く戻ってきてくれて、ゆっくり撮影することができました。このあともう少し車を走らせてみたのですが同じように秋の花が咲く場所は見当たりませんでした。クジャクチョウが撮れたうれしさの一方で、秋の花の少なさに心配事が増えた気がします。
朝一番に見つけたクジャクチョウです。まだ動きは緩慢でした。
場所を変え、ようやく見つけたアザミ(ヤツタカネアザミでしょうか)の花に複数のクジャクチョウがいました。
3頭が同時にフレームに入りました。今年はクジャクチョウが多いのか、花が少なく集中しているのかはよくわかりません。
横から。
空にも貫いてみました。。。
1つの花に2頭やってきました。
2頭が翅を広げると無茶苦茶華やかです。
一方でこんないきいきとした風景が、あちらこちらでみられ、、、と言いたいところですが。。。ほんの数メートルのエリアだけでしか見ることしかできず、なにげに見られた光景が少なくなってきているのではと、心配性な私は感じてしまいました。
2019.09.06 長野県で撮影
by okini_buttefly
| 2019-09-19 01:00
| 蝶