人気ブログランキング |

京都のギフチョウは健在

京都のギフチョウは健在、というものの京都で全く自然の状態で見られるところはまずありません。かつての生息地も鹿害で下草がなくなったり、もしくは雑木林が放置された結果林床が暗くなりギフチョウが棲めない環境になってしまっています。西山の生息地はカタクリが保護されその中でギフチョウも生息しています。今年はイノシシが防御ネットを壊し侵入し保護エリアを荒らしたようですが幸い今年もカタクリもたくさんの花をつけてくれギフチョウの舞う姿も確認できました。一週間前に福井のカタクリが荒らされた状況を見てきただけになおさら、この地の健全な林床は継続的な ”手入れ”があってこそ保持されていることが感じられました。また現地でお会いした方々ありがとうございました。


前日まで気温が低く、この日も朝は気温が低くギフチョウの出足は遅めでした。
まずは林道沿いのスミレで吸蜜です。
b0315912_18125842.jpg

そのあともギフチョウの出足は良くなく、3か所あるカタクリの谷の2か所を行ったり来たりの探索です。
コツバメがカタクリの花の上に止まります。
b0315912_18132403.jpg

少しわかりづらいですがコツバメの吸蜜です。盗蜜せずにちゃんと吸蜜していますね。
b0315912_18134482.jpg

気温が上がりようやくギフチョウが出てきても今度はなかなかカタクリには止まりません。まずは遠くに止まったので証拠写真です。
b0315912_18140090.jpg

午後2時頃になってそろそろ帰ろうかと思った頃に、地面から枝に移動したギフチョウを発見です。♀で交尾嚢も無く羽化直後のようです。こんな時には大抵♂がやってくるのですが今日はまだ個体数が少ないようです。
b0315912_18141631.jpg

風に揺られてひらひら動くので撮影しにくいですが真横から見ると交尾嚢が無いのがよくわかります。
b0315912_18143416.jpg

芽吹いた枝に止まってくれたので春を感じられる良い雰囲気になりました。
b0315912_18145071.jpg

そうこうしていると足元のカタクリに別の個体が吸蜜にやってきました。
b0315912_18150987.jpg

枝があったりはしますが、なんとか今日一番の写真が撮れました。
b0315912_18152638.jpg

最後にシロバナのカタクリです。葉の模様も白いことがわかります。
b0315912_18155712.jpg
現地では防護ネットの外と内では全く林床の状態が違うことがよくわかります。
改めて、貴重な環境が保全されていることを感じることができました。
2019.04.13 京都で撮影




by okini_buttefly | 2019-04-15 01:31 |

蝶を中心に身近な自然の写真を掲載します


by okini_buttefly
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31